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デザイン制作依頼がラクになる 簡単なラフの書き方

2019年04月17日

 

 

制作会社にデザインを依頼するとき、どうやってイメージを伝えていますか? まるっきり初めて制作するときや、あのパンフレットのこことあそこ、あのチラシの中身をひとつにまとめたい、なんてときにはなかなかメールやチャットでは伝えづらいもの。とりあえず資料を送って頼んだけど、出来上がりはイメージと全然違うなんてことも。

 

そんなとき、書けると役立つのが「ラフ(ラフ画・ラフ案とも)」です。今回は初心者でも簡単に書けるラフの書き方をご紹介します。

 

 

 

■そもそもラフってなんだ?

ラフという言葉は、英語のroughから来ています。もともと「ざらざら」「でこぼこ」とか「自然のまま」といった意味があり、そこからざっくりした「スケッチ、下書き」なんていう意味が生まれたようです。デザイン業界では主にこの「スケッチ、下書き」という意味で使われます。

 

 

■ラフって絶対に書かなきゃいけない?

直接デザイナーと会って打ち合わせするなら、資料や写真を指差しながら、口頭・身振り手振りを交えながら説明することでイメージを伝えることはできます。しかし、急ぎの案件や簡単に済ませたいとき、メールやチャットで指示をする際には、ラフを書けた方が効率的&簡単です。

 

 

 

■絵心がなくても書けるもの?

ラフに書き込むのはデザイン性や絵のうまさではありません。「どういうものをつくりたいか」という情報だけです。抑えるべきポイントがしっかり書き込めていれば、棒人間と簡単な図形だけでもいいのです。

 

 

 

■実際に描いてみましょう

もちろんですがラフを書くのに特別な道具は必要ありません。A4のコピー用紙と、シャープペンシルまたはボールペンの2つがあれば十分です。赤ペンなどがあると、よりわかりやすいかもしれません。ラフを描く手順はたった5つだけ。ここでは店頭POPのラフを例に描いてみましょう。

 

 

 

■手順その1:種類・サイズを書きます。

まずどの大きさの何をつくるのか? チラシなのか、リーフレットなのか、バナーなのかを書きます。ラフに直接書いておくことで、複数の案件を同時に頼むときなどわかりやすくていいでしょう。

 

次にサイズ。印刷物はA4B5などの規定のサイズが多いですが、店頭のPOPWEBバナーなどは、結構サイズもまちまちです。出来上がったらサイズが違う!なんてことがないように、枠と寸法を書いてしまいましょう。

 

ポイントは、実際の縦横比率に近い状態で書くこと。実寸である必要はないのですが、たとえば横長のデザインなのにラフが縦長だと、制作会社も混乱しますし、なにより書きづらいです。だいたいでいいので、縦横比は合わせた方がいいでしょう。今回は300×200のちょっと横長のPOPにします。

 

 

■手順その2:入れたい情報を書き込みます。

枠がかけたら、その中にどんな情報を入れたいかを書きます。入れる文章を全部書く必要はありません。「商品名・商品ロゴ・説明文・画像」と、入れたい情報のタイトルだけでいいので、枠の周りに書いてしまいましょう。それらの情報をどこから引用してくるのかまで書いておくと、データを送るだけでいいので手軽です。

 

今回は商品名と、商品のコピー、使い方の図を入れてもらいます。





■手順その3:簡単に配置(レイアウト)を決めます。

入れる情報が書き込めたら、あとはそれをどう配置するかだけ。ここはデザイン制作会社にお任せしてもいいですが、イメージができているなら、位置を囲ったり、区切ったりして指示します。

 

ポイントは、その指定した位置に何を入れるかがわかるように、先ほど手順2で書いた情報と矢印や線で結んでおくこと。これでレイアウトも完成です。

 

もし似たような配置のデザインがあるなら、それを書き写すか、「レイアウト例」としてそのまま送ってもいいですね。






■手順その4:もし希望があるなら、色や印象を。

もし使って欲しい色合いや柄、こんな感じにして欲しいという要望が明確にあるなら、追加で書き込んでおきます。

 

今回は女性向けの春の新商品なので、色は春っぽいイメージで、全体的に可愛らしくまとめてもらいましょう。





■手順その5:書いたラフと資料を送るだけ!

あとはラフと資料を制作会社に送りましょう。ポイントはたった1つ。手順2で書いたタイトルと、資料が一致するように送ること。番号か記号をつけておくのが一番簡単な方法です。

 

 

 

■ラフを書いて手間も費用も節約しよう!

ここまで丁寧なラフが書ければ、全然イメージと違うデザインが上がってくることなんてありません。

 

また、デザイン制作はレイアウトから依頼すると、デザイン費とは別にディレクション費というものが発生することもあります。もちろん予算が十分にあればディレクションからまるっとお願いしてしまった方が、手間もなく、なおかつプロクオリティのデザインが仕上がります。しかし「制作期間がそんなにとれない」「ちょっと予算が厳しい」なんてときは、ラフを書いて制作会社に依頼してみましょう。制作時間は確実に短縮されますし、制作会社も手間がかからないので、場合によっては格安で受けてくれることもあるかもしれません。

 

今回紹介したラフの書き方を参考に実践してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

ライター:にった

 


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