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あなたの商品、マーケティング・ターゲットは誰ですか?

2019年03月13日

 

 


そもそもマーケティングって?



 

「消費者の求めている商品・サービスを調査し,供給する商品や販売活動の方法などを決定することで,生産者から消費者への流通を円滑にする活動。」(三省堂 大辞林より)

 

いきなりですがマーケティングって聞いたことあります?

なんとなく聞いたことはあるけどはっきりはわからない、という方が多そうな言葉。

ということで、ネットでぱぱっと検索してみて、でてきたのが上記大辞林。結局ぼんやりとしかつかめませんね。

ターゲットは照準とか対象とか、おおよその意味は理解できると思いますので説明は割愛します。

 

ざっくり言えば、商品を販売するにあたっての売り方提案(結論)。

ま、提案を裏付けるためにいろいろ調べてたくさん資料を出すんですが、こっちの「調べもの」の方が言葉のもともとの意味に近いみたいです(閑話)。

 

高齢者向けの商品はチラシ・パンフレットなんかの印刷物、若年層向けの商品はネットで宣伝するのがより効果的だ、なんていうよくある話もマーケティングの一つ。

余談ですが、「マーケティング」という概念が最初に考案された本場アメリカなんかでは商品開発の前にマーケティングを徹底的に行って、売れそうなものしか作らない、という合理的な考えが普通だとか。

日本はいろんな分野で基礎研究が盛んな方の国なので、すでに出来ているもの、もうある技術やサービスをどう売り込んで行くかという「用途開発」的な、使い道を探すマーケティングの方がより需要が高かったりします。




 

あの商品もマーケティング

 

「人をダメにするソファー」というキャッチコピー、どこかで聞いた事ありませんか?

このクッションソファー、もともと工事現場などの作業用ヘルメットの緩衝材を生産していた小さなメーカーが、業績不振のなかひねり出したアイデアが元になっています。

クッション用の緩衝材を別に開発することもなく、ヘルメット用に作っていたものをそのままカバーで包んだもの(カバーの方は緩衝材のあの独特の手触りをうまく維持できるよう試行錯誤を重ねたとのことです)が見事ヒット商品となりました。

全く同じ商品を、全く別の用途に用いられる可能性を見出した事により、用途開発に成功した事例ですね。

 



で、だれですか?

 

結果論的な言い方ですが、「人をダメにするソファーの上に、今実際い転がってダメになっている人たち」。

この人たちがマーケティング・ターゲットだった、ということになります。

マーケティングっぽく言い換えて「自宅でくつろぐ時間のためによりお金を使う人達」のような表現にするとそれらしく聞こえてくるでしょうか。

商品の製造や販売をする人達よりも先にこの結論を予想し、予言であるかのように説得力を持ってこの方々に提案できれば、マーケティング・ターゲットの設定は完了です。




 

ターゲットが定まれば宣伝広告費の無駄を削減できます!

 

携帯電話やコンビニエンスストアなど、ターゲットが老若男女を問わず、日本中あちこちで提供される商品・サービスは、一般的にテレビCMが非常に効果的と考えられています。

実際にテレビでは大量にこれらの
CMが流れていますね。

デメリットは
CM制作費、出稿費とも非常に高額になること、一回の時間が短いため深い訴求が難しいことなどです。

 

例えばこれがテレビやスマホなどのゲームソフトとなると、マーケティング・ターゲットから高年齢層が外れますが、テレビCMではターゲット外となるこれらの人たちに対する宣伝にもお金をかけていることになり、効率は非常に悪くなります。

 

中心ターゲットとなる若年層へはどのように訴求すると効果的か。


ユーチューバーと呼ばれる動画サイトで活躍される方々の製作した動画の視聴者は小中高生の割合がとても高く、この動画につくバナー広告に出稿することが効果的とされます。

またはユーチューバーその人にゲームを遊んでもらった動画を製作・配信してもらうなどの合わせ技も可能です。

いずれにしてもテレビ
CMを製作・出稿するよりも圧倒的に費用が抑えられます。
ターゲット以外の人達への宣伝をしない分が安くなったようなものですね。

 

 

 
せっかくお金をかけて宣伝するからには、無駄なく、効果的に伝わって欲しいですよね。

そのためにまずは、この商品・サービスのマーケティング・ターゲットはだれか? と常に意識してみることからはじめましょう!




ライター:Seis Campo

 


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