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色の組み合わせでもっと伝わる広告に!

2019年04月12日

 

こちら二枚の写真をご覧ください。





同じセブンイレブンなのに、全く違った印象を受けませんか?


          

皆さんが見慣れているのは、オレンジ・緑・赤の3色のボーダーに「7」をかたどったロゴがあるカラフルな左の写真だと思います。一方、右の写真は大阪・本町の店舗で、ぱっと見ではセブンイレブンだと気付かないかもしれません。本町のビジネス街に溶け込むように、“渋いセブンイレブン”が誕生したわけです。

 

このように色合いが変わるだけで、与える印象までもがガラリと変わってしまいます。広告物を制作する際は、色の持つ意味やイメージを理解したうえで、自分の伝えたい情報が適切に伝わるような配色を考える必要があります。

 

 

色の持つイメージ

 

多くの人がそれぞれの色に抱くイメージをまとめてみます。

 

赤色…生命・活動的・情熱的・熱い・派手・怒り・興奮

赤は神経を興奮させる・元気を出す効果がある色です。女性用トイレのマークなど、女性をイメージさせる色でもあります。また、意欲を出させる色であるため、購買意欲を高めるようなセールのチラシ、食欲を掻き立てるような飲食店の看板等に多く利用されています。

 

オレンジ色…活発・明るい・楽しい・容器・暖かい

オレンジは活発で楽しい気分にさせる色です。食欲増進の色でもあり、飲食店や食品のパッケージに多く使用されています。積極的で激しい印象の赤よりも少し柔らかい色のため、明るくて親しみやすい印象です。

 

黄色…明るい、にぎやか、元気、軽快、注意、危険

黄色は色の中でも特に明るく感じられる色で、明るく軽快な印象を与えます。一方で、道路工事や踏切などで黄色を見かけるように、注意を促す警戒の意味合いもあります。(ダジャレではありません!)

 

緑色…癒し、自然、健康、平和、新鮮、安全、穏やかさ

緑は自然界でよく見られる色で、興奮を静めるリラックスの効果があります。ヘルシーでナチュラルな印象を与えるため、健康関連商品のパッケージや広告に多く用いられています。また、青信号のように安全を象徴する色でもあります。

 

青色…冷静、清潔、爽やか、知性、誠実、落ち着き、冷たい

青色には興奮を抑えて冷静にさせる効果があります。誠実さや知性を印象付けることから、コーポレートカラーとして広く使用されています。他にも“水”を連想させるため、洗剤や飲料のパッケージにも使われることが多いです。爽やかで誰にでも好まれる青色は、汎用性が高くて使いやすい色といえるでしょう。

 

紫色…高級感、神秘的、優雅、上品、大人っぽさ、ミステリアス

紫色はその昔、聖徳太子が冠位十二階における最上位の色として定めた高貴な色です。美容系のエステサロンやジュエリーの広告など、上品で高級なイメージを演出する際によく使用されます。赤と青の間という不明瞭な色であるため、神秘的で想像力を掻き立てる効果があります。

 

目に留まる色の組み合わせ

 

◆補色の組み合わせ

補色とは色相環で正反対の位置関係にある色のことです。赤と緑、黄色と藍色といった補色同士の2色を混ぜるとグレーになります。コントラストの強い組み合わせのため、互いの色をより鮮やかに見せる効果があります。

 


◆同系色の組み合わせ

彩度(鮮やかさ)や明度(明るさ)が異なる同系色で組み合わせると、統一感のあるデザインになります。ただし、インパクトには若干欠けます。


 

 

 

◆無彩色の組み合わせ

白・グレー・黒など色みを持たない無彩色は、どのような色と組み合わせてもまとまりが出ます。あまり複雑なデザインにしたくない時や配色に迷った時に、便利で無難な組み合わせです。

 




読みたくなる広告の配色

 

これから紹介する3つの色の組み合わせは、広告の読みやすさに大きく影響します。広告の配色を考える際は、是非とも押さえていただきたいポイントです。

 

◆メインカラー

メインカラーは企業のロゴやコンテンツに使われる色であり、企業のイメージを決めると言っても過言ではありません。先に述べた、色が持つイメージを考慮して慎重に配色しましょう。

 

◆ベースカラー

ベースカラーは広告の背景となる色で、広告の見やすさに大きく影響します。内容を読みやすくするためには、白のようにあまり強調しすぎない色を使用するのが一般的です。

 

◆アクセントカラー

アクセントカラーは先の二つのカラーに比べると狭い範囲で使用される色で、広告全体を引き締める効果があります。アクセントカラーを選ぶ際は、メインカラーと離れた色(補色や明度・彩度差のある色)にすると、色鮮やかな広告に仕上がります。

 

広告の色合いに迷ってしまった時は、色の持つ意味やイメージを踏まえて、読み手に商品のメリットが適切に伝わるようなを配色を考えることが大切です。

 

ライター:べす子

 

<参照URL

https://news.mynavi.jp/article/20130903-a075/

https://baigie.me/sogitani/2016/12/color-basic/

https://www.e-ms.co.jp/column/column-652/

https://iro-color.com/design/color-choice.html


 


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